2009-08-01から1ヶ月間の記事一覧

景気回復

いままでの製造業は輸出をアメリカを考えて造っていけばよかった。高付加価値の高い製品を作り出していけば買ってくれる市場があった。しかし、いまはアメリカは消費が落ち込み、消費より貯蓄に変化している。日本は内需では一番買ってくれる20代の人口は…

失われて行くもの

いま失われ行くのは物事を感じる感性、夏なら木々から挿す、こぼれ日に夏を感じ、木々が紅葉し、秋を感じ、紅葉が終わり散り始めると冬が近いのかという季節感がなくなっている。効率を求めコンクリートのマンションがいたるところにでき、エアコンのきいた…

政権交代

民主党が政権を取れそうだと、マスコミが騒いでいる。裏で小沢さんの力が存在する。小沢さんといえば自民党で絶対な勢力を持っていた田中角栄の秘蔵子である。田中角栄の飛び抜けた人間力で一時代を築いた。何事にも全力投球、精神誠意,努力、率先垂範、負け…

かぜ

数ある病気の中で、風邪だけが「引く」、その他の病気は「かかる」「なる」「おこす」と言う。一般に、風邪はこじらせないという言葉だろう。風邪はは誰でもひくが、こじらせると、肺炎や脳炎といった病気になる。こじらせないというのは戒めの言葉だ。風邪…

現実

今、京王線の特急に乗って新宿に向かっている。ほぼ満員でこの時間、普通なら会社勤め、営業には見えない、何をしている人なのか。都会の繁華街は不思議で、時間があってないようなところだ。アルバイトなら若者には食べていける街で、生きて行くのに、それ…

世界を知らずして

世の中を知らなければ、知らないでも不便を感じることがなく生きて行くことはできる。知的レベルを簡単に比較できるのに、ノーベル賞がある、卒業生から自然科学系のノーベル賞者を一番多く出しているのは日本の大学は京都大学で5名、次に東京大学が3名であ…

磯崎憲一朗

今、磯崎憲一郎氏が第44回文藝賞受賞作の肝心の子供を読み始めている。自然描写がうまく、リズム感のある文体だ。たとえば、「馬は白い息を吐き、薄茶の砂と小石の混じる坂道を一歩一歩おとなしくおとなしく登っていったが、雪をいただいているのに遠目に…

離職の中身

正社員の離職が10万人を越えたと新聞に載っていた。自分の周りにも辞めたくなかったが、会社からの肩たたきで、やむなき退職した人がいる。離職の中で自分からの意思で、辞めた人はわずかだろう。工場、店舗の閉鎖でやむなく辞めた人とが多いと思う。会社…

個性

読書好きには磯崎憲一郎氏をご存知だろう。テレビや雑誌を見ない、読まない人間には世間の流れには付いていけないので知らなかった。たまたま図書館で「世紀の発見」磯崎憲一郎という本を取り上げた。大學教授の難しい言葉で書いた本だろうと開いてみた。「…

見せかけの経済

株価が落ちていますね。6月2日に与謝野経財相が、最悪期は脱したと発表した。この発表も悲しいことに、あまり経済の実態を反映していない。与謝野大臣はこの発表の中で、景気回復の根拠として鉱工業生産指数の2カ月連続上昇をとりあげました。生産分野だ…

勘違い

日本は新たに利益を生み出すことに模索している。上場企業の4、5月期の決算はリストラや在庫調整で経常利益が黒字になってきた。だが世界経済の競争激化や不調での新しい収益を生み出す難しさが増している。太陽電池でもシリコンを使わない薄膜系でカドミ…

砂糖

アメリカのダウ工業30種平均は9300ドル台に乗せてきた。しかし、6月の貯蓄率は4.6%で、先月の6.2%から低下し、貯蓄の取り崩しが広がっている。賃金・給与も0.4%減少し、実態経済が悪いのがわかる。日本もお店に人が入っていない。株価は…

知るも地獄、知らぬも地獄

世界的な大騒動となった豚インフルエンザは、結局のところ、世界でも日本でも大した被害をもたらさなかった。しかし、話は全く終わっていないどころか、むしろ騒ぎがひどくなっている。秋から冬にかけて、再び豚インフルエンザが世界的に猛威を振るうという…

日立

朝、一番で日立を見ていると日経平均が動かないのに東芝と日立の動きがいいので、また日立を指値323円で買った。大型株は指値しても直ぐに買えるので買いやすい。機関投資家が動かすのもうなずける。日立は短期勝負だ。日立は今年の高値407円をまだ抜…

マックの混みよう

このごろ株も上がり製造業もよくなってきたと報道があるが、勤め先の都合で辞めされた人が前年比62万人増の121万人となり、この項目が2003年1月以降で最大の増加幅となった。企業のリストラがものすごい速さでで始まっている。夏休みで子供連れで…