時代が変わった

政権が変わって半年になる。個人的には景気が良くなった気がしないのも、世の中の流れが変わった。いつまで景気が良くなることを期待しても、自分自身が変わらないとダメで、国内は消費不況で物を買わず、欲しいものはなく、新興国から安いものが入ってきて、個人のお店はいつ閉めるかと考える時代、上野、浅草の下町はシャッタを閉めているお店が多く、また貸し店舗の張り紙をよく見かける。東京駅に出かけると、お昼には地下の食事をするところは、何処も人があふれ、ここは違う世界と感じる。国内で稼いでいる中小企業とはかけ離れた世界で、受験戦争を勝ち抜いた人たちの街のようだ。ロジテック(Logitec)というパソコンの周辺機器を発売する会社がある。ここで発売したLIC-SR500シリーズは高性能ステレオマイクを搭載したmicro SD レコーダーで、付属のmicroSDカード(4GBモデルは4GBのmicroSDHCカード付属)に手軽に録音することができる。マイク/Line-IN端子も備えているため、外部のマイク/音源からの録音にも対応し、内蔵マイクの感度はノーマルとゲインアップの二段階で切り替えが可能なため、用途・環境に応じて適切な音量レベルで録音することが出来き、録音ファイルは扱いやすいMP3で記録される。これだけの機能がありながら秋葉原の裏道理で5000円で売っている。メイドインチャイナーで、昔に台湾製トランジスタラジオを買ったときは、日本製の方がデザインや性能が優れていたと感じた。今は安く、性能が優れている。日本の製造業が儲からないのもうなずけるし、同じ土俵で戦うことは国内の工場はなくなり、高校生の働く場所は奪われてしまう。若者よ語学を勉強し新興国に職を求めるか、一流大学に入学するかの道がある。