歴史が評価する

マンション建設大手の穴吹工務店が、11月24日付で東京地方裁判所会社更生法の適用を申請し、倒産したがまだ危険な会社がある。J−CDS、11月24日現在高いところ。大成建設347、西松建設550、荏原製作所459、クレディセゾン380、アイフル6458、武富士3716、アコム432、プロミス975、オリックス360、日本航空2320、ソフトバンク461などがある。クレジットデフォルトスワップCDS)とは、債権を直接移転することなく、信用リスクのみを移転することができるデリバティブ取引です。CDS取引では、「プロテクション」を売買するという概念を用い、信用リスクを移転します。
 保有債権等の信用リスクを回避したい場合、CDS取引ではプロテクションの買い手となります。 プロテクションの買い手は、取引相手となるプロテクションの売り手に対し、信用リスクに基づく対価(「プレミアム」といいます。)を支払います。数字が高いほど信用度がないことです。
アジア諸国のなかでインドネシアでは大地震があり、パキスタンでは自爆テロを含む武装勢力との抗争が続いているし、スリランカは反政府ゲリラ組織との内戦状態にある。そんなアジアの不安定な国々でさえ、今年は軽く2桁株価が上昇中。日本も8月末までは年初来+12.39%と頑張っていました。が、衆院選民主党が圧勝し、日本の経済成長を阻害する方針・政策が面白いように連発され、日本を含む世界の株式投資家がドン引きして日本を見捨てた結果、世界のなかで日本の株価変化率だけがマイナスに落ち込んだ。9月から今週にかけて、TOPIXの時価総額は約35兆円以上失われた。事業仕分けで1兆円の埋蔵金を発掘して喜んでいる間に、35兆円もの日本の富が失われた。ちなみに、日本のほかにも、主要国のなかでもう1カ国だけ、2009年の株式市場がマイナスに陥っている国がある。2009年、世界の主要国のなかで、株価がマイナスなのは、経済破綻危機がささやかれる日本と、もうひとつは、本当に経済が破綻してしまったアイスランド。この2カ国だけである。自分は歴史には興味がなかったが、ある機会に三国志を知り、今、坂本龍馬を読み始めている。なかなか面白い人物ぞうだ。龍馬の時代はたくさんの若い命が散っていた。立場の違いや思想の違いで、処刑や切腹なども起こり、または暗殺や惨殺が繰りかされていた時代でも、命の尊さを消して忘れず、死ぬのはもいつでもできる。まだあきらめるなと説得した。日本のために血を流さず日本を改革する無血革命を目指し、大政奉還のため日本中をかけずまわり、その思想は人を尊重し大切にする姿勢で接し、強い優しさや温かさの魅力にひかれてしまうのだろう。今の政治に感じられないのはなぜだろうか。いまショパンノクターン夜想曲)を聞いている。夜想曲と言えばショパンの作品が愛されるが何回も聞いてもいい。自分がノクターンを知ったのは夜想曲第20番 嬰ハ短調(遺作)が- 映画『戦場のピアニスト』で用いられたいたからで、人の業績は歴史が評価する。