現実

若者たちは大學にいくこと、いい会社に入ることがいいことなのに、なぜいとも簡単に、辞めてしまうのでしょうか。学生は、会社を選択するときに、今後この会社は成長するのか、株価が上がって、業績が伸びるかといった基準で判断する。会社の方も面接のさいに学生に適正を見るのではなく、自社の会社が有望であることを懸命にアピールする。まるで株の売買や投資のようで、就職後、様子を見て。伸びそうならしばらくいるが、伸びそうでなければもっとよい企業に転職する。まるでゲームをしているようだ。
株仲間で上野で塾を経営している塾長さんもバブル前なら月60万になって、かなりいい生活できたそうで、いまは奥さんの郵便局長の方が稼ぎが良さそうだ。文書を書いて生活している人の平均発行部数は平均で8000部の売り上げだそうで、一冊1500円として120万にしかならず食べて行くのは大変だ。クラシック音楽の愛好家は1%といわれている。現実に連れ合いも6年前に音楽大学に学生を入れていらい生徒がこず、個人で生徒を取って生活することは難しい時代だ。それより、努力して東大などの一流大学に入り、一流企業にもぐりこんだ方が楽だ。