かっこうよすぎる

温室効果ガスを1990年比で25%削減する目標を掲げ、環境重視の政権を国際的にアピールした鳩山由紀夫民主党代表であるが、来年の参議院選挙は民主党の敗北が起こる。ガスの排出を抑えるには、太陽光など現状ではコスト高の新エネルギーの普及や、省エネ機器の導入が不可欠で、削減幅が大きくなるほど光熱費は跳ね上がり、企業の省エネ投資の増大で賃金や雇用の減少などの副作用がある。またマニフェスト政権公約)で高速道路の無料化やガソリン税などの暫定税率廃止を盛り込んだが、自動車利用者の負担は年4兆円近く軽減され、環境省内でも車の利用促進でものすごくCO2排出が増える。かっこうよく決めても現実が解からないおぼちゃま集団なのか。前いた会社も社長が格好よく、社員を奪いたたせるために、プロジェクト何とかと立ち上げたり、副社長の息子が威厳を保つためにヒゲをはやし、社員の中にもヒゲをはやすものがいた。格好だけで中身がないと、吸収され会社はなくなってしまった。鳩山内閣は実力があるのか見ていたい。