貧すれば鈍する

自民党両院議員総会のてんまつはなんというていたらくか。総選挙の惨敗で貧すれば鈍するに堕したか。首相は鳩山由紀夫と結果の決まっている投票の対応に白紙か麻生以外の名かなんぞで、もめている場合か。これではしばらく自民党は浮上できないよ。
上野の西洋美術館、第2、4土曜日が常設展が無料でみれる。寺井尚子の散りゆく花とかシューベルトのアベマリアを聞きながら視ると違う国にいるようだよ。何故、閉塞感を感じるのか、考えてみるとバブル以後、国民は銀行にお金を預けても金利が安く、受け取るお金は微々たるお金だ。何十年も、いつか上がるのかと我慢をして、そのうちあきらめに変わってしまった。いくら期待してもままならず、あきらめが閉塞感になるのだと想う。いまの日本を見ていると、アメリカが進んだように物を日本から買い、ハードからソフトに変化したように、日本もかわざるえないではないのか。いまのはやりのアップルアイホンもスーピーカーは日本のメーカーが造っているし、ほとんどアジアから調達している。デザインとアイデア勝負である。ただ日本は製品の改良や基本概念から改良をするのが得意としていた。このようなことは、ある面では楽で、すぐに利益に結びつく。今までない概念やアイデアはイマジネーションから発生する。それには感性をみがかなければならない。