アメリカのインフレ

1970年の後半、1980年の末のアメリカの物価上昇率は年率10.5%を記録し、当時のボルカー米連邦準備理事会(FRB)総裁が金融引き締めをすると、1981年から1982年に不況に陥り失業率が11%に上昇した。その時の金価格、ロンドン金価格(米ドル/トロイオンス)1976年143.35(最高)から1980年850.00(最高)になった。2001年293.25(最高)から2008年1023.50(最高)になり、インフレに強い金先物相場が9月から上昇ピッチが早くなっている。いま、FRBが実地している金融緩和で大インフレがきてもおかしくない事態になっている。FRBが金融引き締めをすれば大不況になりかねない。いま大変な局面になっている。