これから厳しくなる

内閣府の推計によると、企業内失業者は1年前の20年1〜3月期には最大38万人(うち製造業は最大6万人)だった。平成21年度の年次経済財政報告(経済財政白書)の中で、実際の生産に見合わない企業の余剰人員である「企業内失業者」が1〜3月期に過去最悪の607万人、世界的な金融危機後の21年1〜3月期には、約16倍の607万人まで急増と言っている。今年中に景気が良くなればよいが、後2,3年はかかる。余裕資金がある企業ならいいが、その他の企業はリストラを始める。
米金融大手ゴールドマン・サックスや一部のへッジファンドが、大口投資家は他の投資家よりも市場の情報を100分の3秒早く入手できることを利用して、巨額の利益を上げていると24日、米紙ニューヨーク・タイムズが報じた。ゴールドマンらは高性能コンピューターを駆使し、100分の3秒の時差の間に有利な取引を行っているという。
金のあると高速通信回線を使ったり、高性能コンピューターを使うことで、一般の人より情報が100分3秒、情報が早く解ることができる。商品や株の取引は早く情報を知った方が勝ちである。