外国人の市場

おはよう!どこまで下がっても日本市場は外国人の市場だね。日本政府に誘い込まれた投資家は振り回されている。昨年より米国自行の資本増強の換金市場になって「どうにも止まらない」リンダ困っちゃう…公的資金投入の催促売りもアルらしいがその前に各金融機関が自行の不良資産を把握が出来ていないでしょうが。際限のないおねだりだね。日本金融業界の意志のなさが残念でまた笑っちゃうよ。。いろいろ考えさせられる長い3連休になりますね。

今起こっていることで解ったこと、銀行は自行内で借りた資金を貯め込んで他の企業に貸さず、銀行どうしの貸し借りも停止したままという異常事態が続いている。(債券破綻保険。クレジット・デフォルト・スワップ)をめぐって銀行界の損失が一挙に拡大するおそれがあり、銀行はそれに備えて資金を蓄えているということだ。最大の危険は、9月15日に倒産した大手投資銀行リーマン・ブラザーズが発行していた総額4000億ドルの債券(リーマンの破綻後、これらの債券はジャンク債として約10分の1の価値となっている)をめぐるCDS清算(保険金額の確定)が、10月10日(日本時間11日)に行われる際にやってくる。問題は、10月10日に行われるリーマンのCDS清算会である。リーマンは完全に倒産して消えたので、同社の約4000億ドルの発行済み債券の価値はジャンク化し、約400億ドルに下がっている。清算会によって、CDS発行者はおそらく、総額3600億ドルの保険金支払いを義務づけられる。リーマンを債券を、だれがいくら買い、そのCDSをどこがいくら分引き受けたのか、まだ全く発表されていない。清算会の後、各金融機関や投資家の損失額や、CDS保険支払い債務額が決定する。3600億ドルの支払いとは、膨大だ。米金融界全体の不良債権を買い取る資金として米政府が用意した額が7000億ドルだった。その半分が、リーマン1社のCDSをめぐる損失だけで飛んでしまう。AIGが破綻に瀕したとき、米政府から借りた資金枠が850億ドルだった。その4倍である。この3600億ドルの支払い債務を何社で持つことになるのか、まだ不明だが、これで米大手金融機関が2つや3つ潰れても不思議ではない。事実、ポールソン財務長官は10月9日、今後まだまだ米金融機関は潰れると警告している。