決断力

学歴が高いことが優秀であるかと問われればイエスと答えるのは難しい。ただ当たり外れがないことだけは解る。頭が好い事と人格がすぐれている事とは別問題である。つい最近将棋棋士羽生善治の決断力を読んだ40万部出ているそうだ。内容は控えるが読んで参考になった。まだ読んでいなけれ686円なので買うのもいいし図書館で借りて読んで欲しい。将棋の世界は学歴がない実力の世界、羽生さんの言葉に決断するときは、たとえ危険でも単純な方法を選ぶなどの言葉が書いてある。学者や宗教家が書いた人生論は説得力に欠ける。あまりにも理想論で綺麗すぎる言葉が並んでいる。
何か政治に似ている。アメリカの大統領の演説は後世に残る名文句があるが日本の総理大臣では記憶がない。
ケネディの大統領就任演説を読むとこれほど国、国民に対する力強い指導者の言葉はない。

そして、わが同胞のアメリカ人よ、あなたの国家があなたのために何をしてくれるかではなく、あなたがあなたの国家のために何ができるかを問おうではないか。わが同胞の世界の市民よ、アメリカがあなたのために何をしてくれるかではなく、われわれと共に人類の自由のために何ができるかを問おうではないか。
最後に、あなたがアメリカ市民であろうが、世界の市民であろうが、われわれがあなたに求めるのと同じ高い水準の力と犠牲をここのわれわれに求めて欲しい。良心を唯一のたしかな報酬とみなし、歴史がわれわれの行動に最終的な判断を下してくれることを信じて、神の祝福と助けをもとめながらも、この地球上では神の仕事はわれわれ自身でなしとげなければならないということを肝に銘じて、われわれの愛すべき国を導くために前進しよう。

http://hw001.gate01.com/katokt/inaugral09.htm#_Toc517502095

おはようさん! 想定はしてたけどまったく!「何も言えねえ」はこっちが言いたいー小泉さんよ。ベァスタンズ危機時は損きりの節目だったね。158年の歴史を持っていたリーマンが破綻した。本当に考えさせられるね。政府は徹底的に公的資金を使えないと言っている。金融機関の今までの決算は他行からの容易に資金供給が出来過ぎた。これからは悪い決算なら資金不足の破綻が待っている。次の患者メリルリンチはバンカメに救済合併された。AIGは?悪夢のような本当の話だ。……これが諸先生方の言う金融の進んだ米国の実態なのか。グリーンスパン先生の想定外でゆるんだ手抜きや穴だらけ規制が悪共連中をどんな防止策をも超させてしまった。日本だと責任は金融庁にもあると判断しますがね。大手金融会社の破綻と再編に発展し、為替もドル安に大きくふれ輸出国日本は経済不況の長いトンネルに入りました。今日から昼飯代300円夕食代500円が目標額ですよ。大暴落を見てれば飯抜きだね。しばらくは金融専門家や先生方の予想外、想定外の責任逃れの成り行きのセリフを使ったコメントが続きますよ。
追伸アメリカ政府より民間は民間が、自分は自分の始末をしろと厳しい御沙汰がくだされた。なんとしても国民のお金は使わない。国難の判断はしてない。徹底的に生み出しをして早期の回復をと抗戦の構えだ。金融破綻がもうおしまいなら頷けるけどね。まだまだ道半ばのサブプライム問題だ。公的資金を使わない結果の良否は先に出てくる。アメリカ的解決方法にアメリカの勉強をしっかりとしたいね。

今起きてメールをみた。やはり話会いが長くかかっていたからおかしいと感じていた。アメリカも暴落、日本の株価の値が付かない状態、アメリカは日本に比べてドライなところがあるからそれほど驚くことはなかった。アメリカも財政なんでこれ以上公的資金は投入することはできないことを表している。これからアメリカ発大不況に投入か。色々のところで影響がでてきた。
経営破綻した米大手証券リーマン・ブラザーズに、日本の金融機関が計16億7000万ドル(1700億円)を融資していることが分かった。リーマンがニューヨーク連邦破産裁判所に提出した大口債権者リストで明らかにした。
債権額が最も多いのはあおぞら銀行で4億6300万ドル(490億円)。次いでみずほコーポレート銀行が3億8200万ドル、新生銀行が2億3100万ドルを融資している。ほかに三井住友銀行信金中央金庫中央三井信託銀行日本生命保険も融資している。
上位30件の大口債権のうち、日本の金融機関が9件を占めた。
今年3月、投資銀行のベアースターンズがJPモルガンチェースによって救済買収された際には、米当局はJPモルガンに300億ドルの救済融資をしている。このとき米政府が救済融資した理由は、ベアスタは巨額のCDS(債券倒産保険)を抱え、そのまま倒産すると62兆ドルのCDS市場がシステム的に全崩壊しかねないからだった。
リーマンは、ベアスタよりも巨額のCDSを抱えており、3月の基準を適用するなら、当局の救済融資を受ける資格があった。しかしポールソンは、3月の危機は突然だったが、今回の危機はそれから半年たっており、リーマンには十分な対応期間があったとして、前回同様の救済金の支出を拒否した。