平和ボケ

シティグルプの4−6月期決算は予想より悪くないと言っても貸倒引当金を含めて約140億ドル(約1兆5000億円)になる。ここ1年で約6兆4000億円もの関連処理している。これは三菱UFJグループの利益の10年に相当する額だ。ビックリする額だよ。それでもサブプライムローン問題の解決にはなっていない。数字にして表すと如何にこの問題が深刻であることが解る。アメリカ政府がファニーメイフレディマックに無制限の政府融資など異例の支援策を発表した。これは金融危機が危険モードに突入したことを言っている。アメリカ発の金融危機が導火線になって世界恐慌にならないことを願うが一般の日本人は厭きれるほど無関心で特に若い人に感じる。それだけ無知なのか、昔に比べて教育レベルが低くなっているのを感じる。マックのお店に入って店員の受け答えがどこのお店にいっても同じ、お店の中に入ればゲームに夢中になっている若者が多いのには驚かせられる。今に新興国のインド、中国人の下で働き低い賃金で甘んじている日本人たちが想像できる。これほど日本が平和ボケになって、政治にしろピリリとしていないのは如何なものでしょうか。