深刻

(ワシントン17日共同)バーナンキ米連邦準備制度理事会FRB)議長は17日、議会下院予算委員会での質疑応答で、サブプライム住宅ローン関連の金融機関の損失が今後、数千億ドル(数十兆円)規模に拡大する可能性があるとの認識を示した。
議長はサブプライムローンの総額は約1兆ドルで、そのうち現時点で約20%の融資が焦げ付いていると指摘し、比率が一段と上昇すると予想。ただ「損失になる可能性があるのは最大でも50%以下だ」と説明した。
議長は「現時点で(表面化した)損失額は1000億ドル程度とみている」とした上で「ローンの焦げ付きや住宅差し押さえが増えて(損失額は)その数倍になる可能性がある」と述べた。
米銀最大手シティグループや米証券大手メリルリンチなど金融機関が巨額の評価損を計上しているが、議長は今後も損失拡大が続きかねないことに警戒感を表明した。

今日の株価の暴落はバーナンキ米連邦準備制度理事会FRB)議長の発言だ。
現時点10兆円、景気が悪くなり冷え込めばもっと増えることだ、控えめで言っているので相当深刻な気がする。