景気対策

15兆円の過去最大規模の景気対策は政府債務がGDPの160%を超える日本では自殺行為だ。財政資金といっても、結局国民の税金を借金の形で使っている。その意識が無いまま借金を重ねてゆく日本は、内外の投資家から信頼を失うと、日本の国債に買い手がいなくなり、長期金利が上昇。景気浮揚どころか資産価格の下落、生活水準の低下を招く。日本は1990年代世界競争力は「経済パフォーマンス」「企業の効率性」では1位、政府の「政府の効率性」で2位であった。その後ランクを落とし30位に低迷している。老化で自覚し気力を失った中年だ。
今、日本はデフレになっていて物価は安定している。アメリカも日本から国債を買ってもらうためドル安にしないので円も安定してるがいつ円高になるか解らない。ニューヨーク原油、一時半年ぶり1バレル60ドル台になった。景気が立ち直ってくればいつ上がっても可笑しくはない。日本の食糧の自給率は先進国中最低、供給熱量自給率は1965年には73%だったが減少をたどり50%を割っている。食品別で自給率をみると、米95%,鶏卵96%はともかく、小麦11%、豆類7%、大豆5%は極端に低い。1965年は野菜100%、果実90%、肉類90%、魚介類109%だった自給率は、いまは見る影もない。参考に2000年の自給率は米95%、小麦11%、豆類7%、野菜82%、果実44%、肉類52%、鶏卵95%、牛乳・乳製品68%、魚介類62%、砂糖類29%。たとえばアメリカ、中国といった農業大国が同時に不作になったら食料供給はパンクしてしまう。このとき供給不足におちいり物価が上がりハイパーインフレになる。このような日本の食糧需給構造は問題である。
JFEは2700円買い、3000円売り抜けた。今日トヨタ3670円指し値でうまく買えたと思ったが3600円まで落ち3660円で終わった。なかなか短期売買は難しい。3650円から3850円だと思った。今の実力は高値4000円、下値3500円だろう。
今3900円で指し値をする。
4月21日3680円、4月28日3660円、今日3600円、まして信用残が多い。4000円ところで信用で売り、3600円近辺で買い戻す。
4月の街角景気、4カ月連続改善 内閣府「悪化に歯止め」内閣府が13日発表した4月の景気ウオッチャー調査によると、景気の実感を示す「街角景気」の現状判断指数は前月に比べ5.8ポイント高い34.2となり、4カ月連続で改善した。と言っているが在庫調整が進んで仕事がわずかに増えたことと、高速道路の割引と定額給付金で気分的に好くなったような気がしてるだけで、企業のリストラはこれから進むし、ボーナスカットとか突然解雇とか始まる。 失業率のごまかしは派遣社員とかアルバイトの人数は数えに入らない。まだそれほど深刻に現れていないのは会社をリストラや辞めた人は長い人は1年、失業保険で生活できるのでまだ余裕があるが9月以降に企業の立ち直りが遅れれば失業者数は増える。