歴史に残る汚点

おはようさん! 日経ダウ平均が 12日連続下げで感じることがある。40年を越す勤務のなかでオイルショックのときに一度だけほんの少しの赤字の年度があった。発表時に私達は目の前で初代社長が当時の2代目社長を殴ったのを見た。息子なので殴ったことの問題はないが若かった私にも一発で何か全てがわかった気持ちになった。社歴に残った一点の汚点で今も残っている。初代は指導者の気持ちをどちらに持っていくかでどうにもなると言っていたように思います。昨今の日本の経済状態を見てこの連続下げは証券業界の指導者の情けない程のだらしなさの表れしか言いようがない。世界の要人が集まるサミット開催国の福田総理の足をひっばるだけで、日本株市場から何を発信したいかよく見えない。すねた幼児に見えてくるのは私の偏見かな?……株市場はまさにアリ地獄ですね。アメリカは金融不安や経済不況で物価が上がらないから金利を上げれない。FRBの年内の金利上げは不況で難しそう。欧州は物価が上がって景気の多少の落ち込みを覚悟して金利を上げた。だが上げる継続の約束はしていない。世界中が即効性のある手段や方法はまだ出てこない。
サミットは投機資金問題や食料問題の提案があっても時間がかかると思いますよ。CO2の削減や省エネの進めかな。むしろ来週末はメジャーSQがあり、サミットが終わったら17日から欧米金融機関の決算報告が続いて一段と警戒が必要と思います。アリ地獄の解決は時間のかかる世界中のコンセンサスが必要ですね。……今日の日経新聞にぜクスの08年5月期の決算報告が出ていますよ。念のため55億円の赤字(予想25億円の黒字)で無配ですね。トヨタもなかなか厳しいですよね。