疑問

私の友達が今年で武田薬品を定年で辞めた、会社を入った時は入社した喜びで満ちていた。しかし今は辞められて好かったと語った。それだけ日本の会社そのものが病んでいる。工場を子会社し、社員の給料をしき下げ、派遣社員に委託する、年齢の高い社員の給料を下げるためにいじめ。
日本経団連御手洗冨士夫会長は1日付で、「2018年までに日本の国民所得水準を世界トップにする」との目標を発表した。アジアやBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)など新興国の経済成長が続く中、日本経済は過去10年来伸び悩んでいることから「国民は閉塞(へいそく)感を感じている」と指摘。主要国で最高水準の国民所得の実現に向け、あらゆる政策手段の実行を求めた。
この中で疑問を感じたのは御手洗冨士夫氏自身が派遣社員を取り入れてきたと思う。年収200、300万の賃金で豊かな生活を維持できるわけがない。まずは正社員を増やし生活の安定させることが大事だと思う。暮れに賑わった上野御徒町商店街、9時ごろになると生活できない人たちが集まってくる。お店から出されるダンボールで寝るために、その光景を見た時はショックだった。8時頃の風景とがらりと変わる。年配の人の就職は会社を辞めるとよほどのこねか技術が無い限り年齢で引っかかる、最初は熱心に活動するがその内あきらめる。かっこいい言葉を言うことはいくらでも言える、しかし現実を知ってもらいたい。2007年生まれの赤ちゃんは109万人と、戦後2番目に少なくなる見通しであることが厚生労働省が1日付で公表した人口動態統計の年間推計でわかった。この数字は派遣社員が増え結婚できない若者が増えている証拠である。200万、300万の年収で結婚しても子供をつくることができない。
日本の人口が上に広く下に狭くなっている、これでは日本の衰退であり、派遣労働という切捨て制度を創り、会社が利用し、若者が縛れない生活をしたいと受け入れたが30代になりいざ結婚となると300万では成り立たなくなる。日本の借金は増え、若者がへる減少は未来はない。