長期か

2月の住宅着工件数が指標の好転を背景に、オバマ米大統領はほのかな希望の光が見えると経済先行きの明るさを強調し始めていた。しかし、3月の着工件数が、事前の市場予想を大きく下回る低水準に落ち込んだ。国際通貨基金IMF)も16日、2009年春の世界経済見通し(WEO)の分析部分を公表し、米国発の金融危機と世界的な同時不況が重なった今回の景気後退は異例に長期的で深刻なものになるとの厳しい見通しを示した。昨日は朝6時に築地市場に何年ぶりに行ってみた。やたらにお寿司屋と外人さんが眼についた。ここも不況の感じだ。
今レットクリフ2の映画が上映しているがこれは三国志赤壁の戦いを中心に描いている。後漢の末に国が乱れます。西暦184年紅巾の乱が起きます。そのとき北のほうで曹操という男が出て大きな勢力を持つようになる。これが魏(ぎ)。揚子江の南には呉(ご)という国が興って、そこに孫権という男がいる。この二つの国が対立しているときに、漢の末裔だという劉備という男が出てきて、桃園で関羽張飛という二人の男と義兄弟の契りを結ぶ。各所を放浪し諸葛孔明に出会い四川省の方で蜀(しょく)という国をつくる。圧倒的に強いのが曹操ですが、赤壁の戦い孫権劉備の連合軍に負けてしまう。しばらくは膠着状態になるが蜀のほうでは張飛が殺され、関羽が殺され、やがて劉備も死んでしまう。諸葛孔明劉備の息子劉禅をもり立てる。曹操の魏との五丈原の戦いで孔明病死。物語は孔明の死後、魏に代わった普が呉を亡ぼすところまで続きます。三国志を読めば人間通になれる。吉川英治三国志が好い。これを題材に横山光輝が漫画の三国志を書いている。