あきっぽい国民

金曜日、上野の街はすごい人出で溢れていた。急にマスコミが景気が好くなってきた騒いでいるからだろうか。新聞やテレビも派遣労働者の問題を取り上げることもなくなって来た。厚生労働省は2日、全国で生活保護を受けている世帯数が1月に過去最多の116万8354世帯だったと発表した。前年比6万人増と言っている。景気の冷え込みで生活することが困難な人が増えている。2日に発表された厚生労働省の集計で、全国の生活保護受給者が今年1月時点で161万8543人に上ることがわかった。前月時点と比べて1万1829人増え、前年同期比では6万1706人増となる。なにー、今年のゴールデンウイークの旅行動向調査によると、今月実施された航空の燃油特別付加運賃(サーチャージ)の大幅引き下げなどの影響で、海外旅行者数は前年同期比10.1%増。益々、格差社会だ。